ペルー環境教育奮闘記。

青年海外協力隊 環境教育隊員としての活動記録とペルーの情報発信のためのBlog

3月11日

もうすぐ東日本大震災が発生して3年の月日が流れます。

 

その日にイカのアルマス広場にて東日本大震災展を開催します。

昨年8月に原爆展を開催したように広場にポスターを設置します。

前回は広島の平和資料館のポスターがJICA事務所にあったので設置したのですが、

今回は情報収集から始めました。

JICA福島や福島県庁などからご協力を頂きマテリアルを入手。

そして、JICAの現地業務費を調整員のご協力を頂いて支援いただき実施します。

 

印刷も現地の業者に委託をして印刷いただきました。

今回は紙ではなくビニール印刷にしました。

同じものを大量印刷する場合は紙の方が安いのですが、個別に印刷する場合はこちらの方が安いので決めました。

そして、ペルー人の扱いにも耐えれる材質だと思います。

 

イカは2007年にマグニチュード8.0の地震がありました。

8万戸の家屋の被害がありました。

ペルーは日本と同様地震大国で、2月末にもマグニチュード5.6の地震もありました。

http://www.rpp.com.pe/sismo-ica-noticia_670872.html

前の会社の同期にもらったお気に入りのコップも落ちて割れてしまいました。。。

 

そして驚いているのが、7年前の被災建物がいまだに残っている事。

多くの建物が未だに崩壊していたりします。

つまり復興が進んでいないなと思っています。

ペルー人はカトリックの人が多く、人にもよりますが信仰心が深く教会は重要な場所です。そのカテドラルやセニョールデルーレン教会も未だに崩れたままです。

今回の展示で少しでもあらたに復興の気運があらたに高まれば思っています。

 

3年前自分は千葉のある石油工場で被災しました。

その工場では火災もあり、被災後にはなんとか営業車で12時間かけて都内の家に戻りました。

行きは1時間で行けた道が12時間かかりました。

帰り道に浦安地域の液状化の場所も通りました。

そして、その後の震災対応もしたことを思い出します。

まだ被災地では以前の生活に戻れていない方の現状もあります。

しかし、イカの現状よりは進んでいると思います。

そのような復興情報も発信します。

いつかイカ地震より前にきれいになり、地震対策が進んだ街になることを願って。

 

 

そして、今回はいろいろ用意するものも多くて大変でしたが、多くの人の支えられていることを改めて感じました。

そして、その関係を原爆展から約半年で築いていたんだなと改めて感じました。

 

本当はご飯は付いていないホームステイなのに、いつも気を使ってくれる大家さんにも感謝です。

 

来週火曜日何もなく実施できるよう頑張ります。

 

ではでは