ペルーのプラネタリウム
ペルーではシニアボランティアの方がプラネタリウムという希少な職種で活動をされております。
日本の援助で設立されたペルー初のプラネタリウムがあります。
また、石塚睦先生という、50年以上ペルーの天文学に尽力された方のお蔭でこのような施設が設立されました。
下記がプラネタリウム(ペルー地球物理研究所)の公式サイトです。
リマのLa Molinaというリマの内陸部にある住宅地に設立されています。
この施設では2つの天文を楽しむ施設があります。
一つ目は天体を3Dで楽しめる施設。
写真ではわかりませんが、3D眼鏡をかけてこのように天体を見ます。
今回はシニアボランティアの方に日本語で説明していただきました。
また、日本のプラネタリウムのような部屋で秋(地球の反対側のペルーでは現在秋)の空の星を観察しました。
このプラネタリウムは座席数40席の日本だと最小クラスのプラネタリウムだそうです。
久しぶりに見たプラネタリウムで子供の気持ちを取り戻すことが出来ました。
シニアボランティアの方の赴任当初は学校への電話で勧誘をしなくてはいけない程「プラネタリウム」という言葉が浸透していなかったようです。
その後3Dの導入やリマだけでなくペルー全土での出張授業の実施などで現在は電話勧誘が不要になったそうです。また、収入や入場者数は倍増したそうです。
ペルーで新しい学問の振興に同じ日本人及びJICAボランティアの方が関わっていたことはすごく誇りに思います。
また残りの任期のイカでの活動への刺激になりました。
ではでは