ペルー環境教育奮闘記。

青年海外協力隊 環境教育隊員としての活動記録とペルーの情報発信のためのBlog

コスタリカ在外研修①

7月22日から一週間コスタリカへ在外研修に行ってきました。

JICAボランティアには2年間の任期中に1回任国外での研修に参加できる権利があります。

 

まだ、ペルーに来て4か月ですが、せっかくのチャンスだと思い参加してきました。

また、JICAボランティアは任期中に私事目的で訪問できる国が限られており、ペルーの隊員は隣国の南米大陸しか訪問できません。

行けないと思っていた中米に足を踏み入れられたのは嬉しかったです。

 

内容は「高倉式コンポスト」に関して。

http://www.jica.go.jp/kyushu/office/compost_method.html

コンポストは以前ブログでも紹介した有機ごみを堆肥化させる方法ですが、高倉式とは高倉先生が開発した方法でインドネシア等途上国で多くの成功を残す方法です。

ミミズ式や野積み式など色々ある方法の一つです。

途上国で成功した理由として

①発酵速度が速い

②安価で出来る

③現地に適した方法

というのが特徴といわれています。

 

青年海外協力隊の環境教育隊員は派遣前の技術補完研修で高倉式コンポストを勉強します。

実際自分も北九州で学びましたが、任地を知った後ということと同僚も同伴できるため参加しました。

 

 

任地イカを朝5時半に出発してパナマ経由でコスタリカの首都サンホセに着いたのは夜7時。中米は北半球なのであったかいです。

 

 

 

 

 

 

 

高倉先生の直接の講義には同僚も耳を傾けていました。

 

現地での菌を手に入れるためにコスタリカ大学に。

任地イカは砂漠なので熱帯に感動

 

 

 

 

 

 

みんなで探した菌です。

森キノコには担子菌が。

葉っぱの下に放線菌が多く含まれています。葉っぱの白い部分が放線菌です。

 

 

他にも発酵菌は発酵食品から取り出します。

ヨーグルト等です。

日本だったらキムチや納豆も使えます。

 

 

発酵液などをもみ殻・米ぬかに混ぜます。

 

家で使用するために通気性のある箱に段ボールを入れます。

 

生ごみを入れると分解されます

 

途上国のごみの50%は生ごみと言われています。

そのごみを減らすことが今後の廃棄物減少につながっていくと思われています。

 

自分も任地に行って作成してみます。

 

1週間の研修についてはまだまだ書いていきます!

 

ではでは