ペルー環境教育奮闘記。

青年海外協力隊 環境教育隊員としての活動記録とペルーの情報発信のためのBlog

チリ旅行 ~カラマ・アタカマ~

4日間太平洋の島イースター島を楽しんだ後、サンティアゴ経由で北部チリへと向かいました。

朝早くに着いたので荷物を宿に預けて朝飯を食べに市場へ。

 

こっちではPailaっていうのがメニューにいっぱいあってそれは鍋という意味で卵焼きが鍋に入っているシンプルな朝食。

朝食を食べたので近くにある公園に散歩。

その途中で空手道場を発見。

浪人道場!?色々聞きたかったんですが誰もいませんでした。

 

エルロア公園というガイドブックに載っている場所に。

30分ほど歩いて到着。

なんかいい感じの雰囲気です!

なぜか気に布がまいてある公園。

ゆっくりできそうな雰囲気だけど太陽が強すぎてあんまりゆっくりできずにチェックイン時間になったのでホテルに戻る。

 

カラマに来た理由は世界最大の露天掘り鉱山チュキカマタ銅山を見るため。

学生の頃就職活動をしていてその際に建機メーカーKOMATSUの説明会で映像を見て行ってみたいと思っていた場所!

5mほどあるトラクターが走っている現場をどうしても見たくて足を延ばしました!

ここへは無料ツアーが出ています。

中心部からコレクティーボに載って事務所に。

安全のためにジャケットとヘルメットが支給されます。

 

市街地をでると砂漠に。

きっと日本から来たら感動するんだろうけど、砂漠の街に住んでいると当たり前の景色。

 

銅山に入る前に以前の住民が住んでいた場所。

ここは以前は従業員が住んでいた場所なんですが、銅山に近いため環境面で住めないということで今は廃墟になった街です。

今でも人が住んでいそうな状態です。

ここは中央広場で、人の憩いの場所だったと思います。

子供の遊具と学校跡地。

 

その後に実際に銅山に入ります。

ここの銅は1パーセントに満たない銅の原料を生成過程を幾度も繰り返して銅製品になります。

銅がなければスマートホンなどほとんどの電気製品は出来ていないので、よく考えると日本とつながっているなと感じます。

下の写真では掘削したものをどんどんトラクターに積み込んでいきます。

ただ、煙のようなものが出ていて環境面でいいとは言えない現場です。

しかし、写真で見るとこんな感じですが実際に奥行4km幅3km深さ1kmという規模。

積み込まれた銅鉱石をどんどんトラクターが運んでいきます。

KOMATSUのトラクター発見。

写真だとこんな感じですが、4m程ある大きさ。

運転席に行くために前の階段を上っていくなんてかっこいい!!!

KOMATSU : 930E/チリ無人ダンプ篇

上のリンクに詳しい情報が書いてありますが、GPSを使ってこの大きなダンプカーを動かすシステムを採用しているとの事。かっこいい!!!!

この銅山にはKOMATSU製とドイツ製の2社のダンプカーしかのです。

 

是非皆さんカラマに。

事務所はここ(上の写真)です。

ここで受付をしてバスで見学できます。

予約が必要なのでカラマにある観光案内所で予約してください。

 

街中では銅の街だけあって作業員の銅像があります。

銅製品のお土産も売っています!

 

そんな興奮の翌日。

1時間半バスに乗ってアタカマ砂漠ツアーの起点の街サンペドロデアタカマに向かいました。

都会のカラマと違いここは平屋の土づくりの家ばかりです。

早速夕方から月の谷をみに。

アタカマ砂漠のツアーで一番人気のツアー。

奇形の岩がたくさんある。

少し白っぽく見えるのはこの場所はずっと向かい海底にあったため、塩分を含んでいるので白っぽく見えます。

 

この奇形の岩をどんどん進んでいきます。

トレスマリアスという岩。

マリア像に見えるらしいです。よくわかりませんが。。。

高所から夕日を眺めてみます。

夕日が当たると白いところが反射してきれい!

きれいな夕日が見れました。

 

翌日はアタカマ塩湖のツアーに。

塩湖に着く前にトコナオという小さな村に。

ここは民芸品の販売などで生計を立てています。

以前は農業も行っていましたが、疫病がはやり今は観光産業のみだそうです。

ここの教会は各所にサボテンが作られているのが特徴。

さらに鐘楼が道を挟んでおいてあるというのが特徴。

 

その後無事アタカマ塩湖に到着。

ここはウユニ塩湖に次ぐ世界2位の広さを持つ塩湖。

ウユニの真っ白なイメージとは違う茶色さがあります。

ここはフラミンゴが多く生息しており、世界にいる5種類のフラミンゴのうち3種類が生息しています。

塩湖にピンク色の小さなエビが生息しているためそのエビを食べるために集まります。

そのピンクがフラミンゴの色になっているらしいです。

 

その後はミスカンティ湖に

ここでは絶滅危惧種ビクーニャが見れます。

ここ自体が4000m級の場所にありミスカンティは5600mの山です。

冬には雪が被ってもっときれいだそうです。

 

 

中心部に戻って民芸品市場。

サンペドロデアタカマはアルゼンチン・ボリビアの国境に近いアンデスの街の為お土産もペルーのクスコみたいなものが一杯あります。

 

アベド(日干し煉瓦)で有名なサンペドロ教会ですが、今は改装中で白く塗られておらず残念な姿。

砂漠だけあって暑くて犬もこんな感じで日影を求めて寝ていました。

 

サンペドロデアタカマは観光地なので観光に関わる費用は他の街よりも高めです。

更に国境付近の為か両替のレートも悪いです。

なので、他の街から来る人は両替してくることをお勧めします。

 

その他に星空を見に行くツアーに参加したのですが、自分の腕ではきれいな星が撮れなかったので写真を見たい人はネットで検索してみてください。

 

ではでは