ペルー環境教育奮闘記。

青年海外協力隊 環境教育隊員としての活動記録とペルーの情報発信のためのBlog

チリ旅行 ~イースター島~

クリスマスイベントと学校での啓発活動が無事年内終了して、夏休みをとって隣国チリに行ってきました。

 

まず最初に向かったのはイースター島

リマ発でサンティアゴ経由でイースター島へ!

リマまでが約3時間。サンティアゴから5時間。国内のほうが遠いなんて。

 

飛行機の地図で見るとこんな感じ。

同じ国というよりも太平洋に浮かぶ海外領土みたいな感じですね。

 

5時間のフライトを終えて早速近くにあるモアイに会いに!

中心部から一番近いタハイ儀式村に。

700年ごろに作られたといわれるものでアメリカ人の学者によって復元された儀式村後です。

モアイの下には遺骨が発見されており墓地として使用されていた考えられており、近くまでは立ち入りが出来ません。

更にこの儀式村には島で唯一目の入ったモアイがあります。

モアイは本当は目があったといわれています。

けど、目のないモアイになれているので不思議です。

 

夕方からなのでモアイ探索は翌日から。

宿で出会った人たちとレンタカーを借りてモアイ探索!

イースター島は全長20km程なので、レンタサイクルでも回れなくはないですが車があればより効率的に見れます!

運転してくれた人に感謝です!

 

まずは近くのAhu Raita.

ここのモアイはなかなかガタイのいいモアイ!

岩絵があるアナ・カイ・タンガタ。

ここは敗れた部族を食用としていたといわれる場所です。。

天井に鳥が描かれている。

 

オロンゴ儀式村。

下の写真の岩に海鳥が産んだ卵を各種族の首長たちが泳いで取りに行っていたといわれる伝説の島。

かなりの波なので大変だったんだろうな。

オロンゴ儀式村にある火口湖

 

空港の裏手にあるアフビナプ。

ここには女性のモアイがある。

他のモアイとは違う赤色の岩を使われており、他のモアイより少し細い胴体。

 

日本のみなさんは立っているモアイのイメージが強いかもしれませんが、実は数10年前までほとんどのモアイは倒されていました。

まだ諸説ありますが、700年ごろから島で作られていたモアイは1850年ごろに支配階級の耳長族にたいして、下層階級の耳短族が反乱を起こし、モアイを倒したといわれています。

更に目を不気味に思ったためうつぶせに倒されています。

こけたモアイみたいで起こしてあげたくなります。

 

教科書とかにのっているモアイはこれ!

これはモアイの製造工場といわれるラノララクのモアイ。

後ろに見える山の石を切り取ってモアイを作っていたそうです。

作る工程はこんな感じ。どうやって石掘ったんだろう。。。

傾いてるモアイが愛くるしくて一緒に傾いてみました!

 

山の裏にある湖。

わかりにくいですが後ろにもモアイが転がってます。

 

島に飾られることがなかったモアイたちが山のふもとのごろごろしています。

 

続いてはアフトンガリキ。

ここの入り口には東京と大阪に展示されたことがあるモアイ。

ここは15体のモアイがきれいにならんだモアイ。

 

 

このモアイは香川にあるクレーン会社「タダノ」が寄付したクレーンで建て直されたモアイです。

世界ふしぎ発見」で倒されたモアイの状況を放送した時に黒柳徹子さんが「日本の企業が助ければいいのに!」という言葉を聞いてタダノの社員が社長に直訴してクレーンなどを寄付して建て直されたモアイ。

そんなモアイが見たくてイースターまで足を延ばしました。

一番大きいモアイつまんでみました!

16人目のモアイになってみました。

 

アフトンガリキは朝日がきれいということで早起きして朝日を見に行ってきました。

モアイはプカオという帽子のようなものが本来はのせられていました。

 

そして、パワースポットといわれるテピトクラへ!

到着するとパワースポットにこんな感じの人たちが!

ただの観光客なんですが最初はシャーマンかと思いました!

ここでいろんな願いを岩を触りながらしました。

 

アナケナビーチにある比較的新しいモアイ。

保存状態もきれいです。

 

わかりにくいですが矢印のとこに土台として人面のような石が使われています。

 

アフアキビのモアイ。

ほとんどのモアイが海沿いにあるのにここのモアイは内陸にあります。

他のモアイが海に背を向けているのに対して、このモアイは高台から海を眺めているため、王と首長のモアイだったといわれています。

 

プナ・パウは帽子のようなプカオの製造工場。

モアイのとは違う赤色の石を使って作られていたそうです。

 

ここからは市街地が見れます。

ここでは少しですが農業もおこなわれています。

そんな野菜はトラックの荷台に積まれて売られています。

すべての野菜が島内で作られたものではありませんが。

 

少しだけ雲にかかりましたが、最終日にタハイ儀式村で夕日が見れました。

ここで島の警察に出会いました。

馬でパトロール中。

 

最終日は飛行機まで中心部を散策。

学校。なんか南米というよりも太平洋の島々みたい。

 

教会もおしゃれ!

 

そして民芸品市場ではモアイ!モアイ!モアイ!

大モアイ・中モアイ・小モアイ!

 

空港もモアイ押し!

電池用ごみ箱もモアイ!

 

飛行場にもモアイ!

 

さよならイースター島

 

今回のチケットはビジネスクラスのプロモーションでエコノミーよりもなぜかプレミアムビジネスのほうが安くなっているというよくわからないチケット。

なので人生初のビジネスクラス

 

 

がっかり名所とか言われるイースター島ですがやっぱり生のイースター島に会えた4日間は幸せでした!

費用や時間など色々ありますが、行って損はないと思います。

めちゃくちゃ楽しかった四日間も宿でいろんなバッググランドを持った日本人の人と会えたからだなと思います!

 

ではでは