チャンス！？ - ペルー環境教育奮闘記。

最近いい出会いがありました！

今まで事務所ではちょくちょくあっていたんですが、なかなか忙しい人で詳しく何をしているのかわからなかったのですが、たまたま友人の誕生日会であって話したら資源ごみを回収している業者の人でした。

そして今日は彼の会社を見学させてもらいました。

現在従業員10人で2600世帯の家から資源ごみを回収しているようです。

しかし、まだまだ分別の意識が低いイカでは協力的な家庭は少なく洗剤や食品を月に一回配ることによってお願いしている状況だそうです。

市役所からの援助も少しで、なかなか規模を拡張できないのが悩みだといっていました。

この三輪車にのって昼は4人。夕方から3人の人が一軒一軒回って廃品回収のように回っているようです。

これは段ボールを分別したあと。

これをリサイクル業者に販売して経営しています。

しかし、予想していたよりも規模が小さかったのに驚きでした。

この小屋の中で3人の人が手で分別します。

生ごみ以外のごみを回収してくるまでの分別はできていますが、家庭ではそれ以上分別はできていません。

この牛乳パックはイカでは買い取ってくれる業者がないためリマまでもっているといっていました。

イカではありませんがリマにあるＳＵＲＣＯ地区ではこのようなレーンで分別するシステムが構築されています。さらに公的機関が実施しているのもイカとの違いです。

彼は若いのに環境に関しては時間がかかるのはわかっているからゆっくりやっていくしかない。

その為にも今ある問題点を長い長い目で見て対策しなくちゃいけないといっていました。

学校での教育やこうした地道な活動が広がっていく事が大事だと！

以前書いたようにこの会社とのタイアップでコンポストの普及も考えています。

しかし、まだコンポストを普及して彼らにメリットが出る仕組みが思い浮かばない。

これが市役所の事業だったら利益を考えずに進められるんですが、民間企業では利益がないとやってくれないので。

これからカウンターパートと一緒に考えていきたいと思います！

しかし、たまたま出会ったこの人との出会いをチャンスだと考えて進めて行かなくちゃと思ってます！

人との出会いに感謝の日々です！

ではでは。