隣町ピスコへの旅
二年ぶりに隣町ピスコに。
任地に着いた際に引継ぎの中でピスコに啓発に来て以来。
早速アルマス広場に到着!
なぜか自転車レースやってました!
隣町なので雰囲気は似ています。
イカのほうが州都なので少し大きいですが、大体あるものは一緒。
住むには十分な街です。
しかし、少し違うところも、それは教会のきれいさ。
アルマス広場の教会もペルーじゃ見たことない感じのモダンさ。
これは2007年におこったピスコ沖地震で倒壊したであろう教会が再建されているからなんだろうな。
そんなピスコに来た理由は最後にどうしても見たい遺跡があったから。
それはタンボコロラード。
色のついた宿場という意味のワリ時代からインカ時代にかけての遺跡です。
ペルー沿岸部特有の岩山の前に設置されたアドべ造の遺跡です。
宿場として沿岸部とアンデス地域を往復するインカが宿泊するために使用されていたといわれています。
名前の通り昔についていたであろう色が残っています。
ナスカ地方のナスカ文明の土器にも同様の色が使われていて、サボテンの実を使って出る色だそうです。
そして、後ろの壁の模様はトルヒーヨのチャンチャン遺跡にもある形。
ペルーに来れたおかげで少しはペルーの文明に関して詳しくなりました。
そして、ここには2つの浴槽が用意されていてインカの風呂とインカの妻の風呂だったといわれています。
ペルー人も風呂が好きだったんだな!
日本ではあんまり知られていませんが、かなり規模も大きくてインカでもマチュピチュとは異なる作りなので面白い遺跡ですね。
ピスコにはパラカスで地上絵も見れるし、さらにリトルガラパゴスといわれるバジェスタス島。そして、海岸のリゾート地でピスコのんでって贅沢な時間が過ごせるし、リマからも近いのでこれから人気な観光地にもっとなっていくんだろうな!
イカ州はナスカの地上絵だけじゃない!!
ではでは