クスコ近郊の観光~聖なる谷~
ペルーで一番有名で観光客が訪れる街といえばクスコだと思います。
クスコ市内は別の機会にご紹介しますが、今回は近郊にあるスポットを紹介したいと思います。
まずはモライの農場試験場遺跡。
モライはマチュピチュ行きの電車が多く発着するオリャンタイタンボの途中にあるので寄ってみるのもいいかもしれません。
この遺跡は農業試験場だったと言われており、段差の高低差を利用して温度の変化を作り、その環境下での農作物の栽培状況を調査していたと言われています。
そのモライの遺跡の近くに有るマラスの塩田もオススメです。
この一体は付近の水に含まれる塩分濃度が高く、その水を乾燥させて作成しています。
段々畑の棚田のようになっています。
ちなみにこの土地は近くから世襲で継承されているため、すでに土地を持っている人しか権利がないそうです。
また、乾季のみ入れるそうなので、乾季に来た際には是非!
また、近くでは販売もされていて濃厚で美味しいのでお土産にいかがでしょうか。
そしてこの辺の家の屋根には牛のお着物トーロ(Toro)が置かれています。
お守りのような感じで新築の家に友人などからプレゼントされる風習だそうです。
是非クスコ周辺では屋根に注目してください。
また上の写真のように軒先の赤い袋をつけている家があります。
これはとうもろこしから作られるチチャというお酒を販売している家がこの印で知らせています。
のんびりしたペルー人が取り忘れているゴミではないので!
このあたりではアルパカやリャマにもたくさん会えるのでアルパカに会いたい方は是非!
もちろんイカのミニ動物園にもアルパカがいるので是非!
そして、クスコ発の聖なる谷ツアーというのが有名です。
そのツアーにも参加してきました。
まずはピサックの遺跡。ピサックは日曜市で有名ですがその街の山の上に遺跡もあります。
マチュピチュ同様山の上にあるのはインカの時代が天文学を勧めていたため、天体観測に適している高地に遺跡が多くあります。
こちらは棚田。遺跡の構成はマチュピチュに似ています。
そしてこの裏には墓地もあります。
この辺はコンドルが多くコンドルに墓地が荒らされることも多かったと言われています。コンドルは肉食ですね!
この棚田も農業試験場としての役割があったと言われているため高低差があります。
このインカの功績としてペルーには1000種類以上(人によっては4000種類)の芋があると言われています。
続いてはオリャンタイタンボ。
ここはマチュピチュ行きの電車の駅があるだけでなく遺跡もあります。
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遺跡の中から向かいの山を見るとちょうど顔に見えるところがあります。
王の顔と言われているらしいですが自然にできたものだと言われています。
遠くから見るとわかりやすいですかね。
あとこの山のくぼみは暦を図るためにも使われていたと言われていて、遺跡の中のある場所からみると春分の日や夏至などに特別なくぼみから太陽が昇るそうです。
遺跡のには6枚の大きな岩がたっています。
用途はまだ分かっていないの右から2番目の岩にはピューマの名残があります。
ぜひぜひクスコに行く際はすこし足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
ではでは