ペルー環境教育奮闘記。

青年海外協力隊 環境教育隊員としての活動記録とペルーの情報発信のためのBlog

プーノ チチカカ湖

ペルーとボリビアの国境の町プーノには世界一高地出船が運行可能な、チチカカ湖があります。

また南アメリカ大陸では最大の湖です。

 

チチカカ湖は湖上に国境があり6割をペルーが、4割をボリビア保有しています。

また、プーノの先のボリビア側には首都ラパスがあります。

 

湖の先にボリビアが!

 

そんなチチカカ湖に浮かぶ島へのツアーに参加してきました。

今回の訪問島はウロス島とタキーレ島。

 

朝8時頃に多くのツアーが出航するプーノの港。

もともとはボリビアとの貿易で活躍していた船があります。

現在は陸路が開発されて使われなくなったそうです。

 

そんな港を出発してすぐに向かったのはウロス島

この島はトトラと言われる植物で作られた人口島です。

島には入場ゲートが有り住民が出迎えしてくれます。

 

そして、コミュニティーごとに形成されている島に入っていきます。

これがウロス島の一部。

植物で浮いているなんて信じられません。

 

コミュニティではウロス島について説明してくれます。

トトラを使って3ヶ月水につけてそれが凝固したら取り替えて使うそうです。

1mほどの植物の上で人間が住めるなんて人間の頭脳はすごい!!

 

穴を開けて長さを測ってくれます。

 

住民は家族を単位としてコミュニティを形成しています。

観光資源を収入に現在は生活しています。

以前はチチカカで取れる魚をプーノに売って生計を立てていたそうです。

ウロス島には小学校はあるが中学校はないため一定の年齢になるとプーノまで上がって生活をするそうです。

 

 

これがトトラ船と言われる伝統的な船。

今はモーターボートが使われていますが昔はこうして運搬していたそうです。

今は観光用のものです。

 

こちらはペヘレイと言われる魚。

最近はなかなか取れなくなったそうですが、チチカカの有名な魚です。

今はトゥルーチャと言われる鮎が有名です。

そんなウロス島で少年にすごくなつかれて戯れてみました。

そのあとアルパカのセーターがトロロまみれに。

けどいい思い出です。

 

 

続いてはペルー側で一番大きなタキーレ島に。

こちらは自然島です。

少し天候が荒れてきました。

タキーレ島のみちにある門。

門の像の顔が独特です。

畑が広がってる素朴な島です。

ここではじゃがいもなどを作ってプーノに送っているそうです。

さらに、観光も今は主要な収入源です。

 

ここが中央広場にある庁舎。

この向かいにはペルーでも質が高いと評判のタキーレ島の手工芸品が買えます。

ここでは一つ一つの商品に値段と生産者の名前がついていて、生産者組合によって管理されているので値切ることはできませんがぼったくられることもありません。

 

そんなこんなでチチカカ湖イカとは全く違う雰囲気を楽しめる場所です。

 

ではでは