ペルー環境教育奮闘記。

青年海外協力隊 環境教育隊員としての活動記録とペルーの情報発信のためのBlog

リサイクル業者のフォーマル化

 

 

年末の配属先との会議で2014年の年次目標に「リサイクル業者のファーマル化」というものが入っていました。

といっても、2013年にも言われていて先延ばしにしていたことでした。

 

しかし、先日の打ち合わせでそのフォーマル化の期限が3月末に完了との話が。

環境省からの通達で決まっていたそうです。

あと2か月ちょっと。。。。

けど誰も何もしてないい。。。

 

それで同僚にプロセスを作って

「こうやってやったらいいんじゃない!?」と相談したところ。

「じゃぁリーダーやって!!」

って。。。

 

いやいや。。そういう事じゃないんだけど。。。

という事で、やることになりました。

ただ、こういうことが決まると動くのが早いのがペルー人。

 

早速「明日いこう!!」

と言われたので今日行ってきました。

 

現状把握している業者が集まる場所がイカには二か所あるので、そこにいって、打ち合わせの日程と代表者の方の連絡先を入手。

 

 

リサイクル業者というのは街に落ちているごみから売れるものだけをとって売って生計を立てている人たちをさしています。

ほとんどのひとが上の写真のように台車で回収をします。

 

 

一か所目の現場はこのような感じです。

 

 

必死にお願いしている日本人をおいて同僚は写真を撮ってくれました。。。

 

 

 

こちらは2件目の2か所目の写真。

 

 

必死に作成したリストにグループのメンバーを書いてもらうことにしました。

 

そして、決定した打ち合わせ日程が明日。

こうなると早く進みます。。。

ということで土曜日も働きます!

そして、日曜日は実際に回収に同行させてもらうことに。

現場に足を運ぶと色々ヒントがあるかもしれないので。

 

今後は

①現状分析(人数、回収方法、問題点)

②ルール設定(回収箇所、回収方法、罰則、販売方法)

③月例会議の実施による改善

ここまでを進めて行きます。

 

以前紹介したうちの部署の固形廃棄物回収プロジェクト(財政支援は財務省)も同様に回収しているので区分を明確にすることが今後の課題だと思っています。

 

配属先にとってリサイクル業者はリサイクル品を回収してくれ、ごみ減量に協力してくれている人たちです。

ただ、回収の際に、ごみ袋を破って放置している人がいるのも現状です。そうすれば、野良犬があさって公衆衛生上問題になる場合も多いです。

彼らに対してのきっちりとしたルール作りも行っていきたいと思います。

そして、フォーマル化で彼らの労働環境や収入。生活向上につながるよう頑張りたいと思っています。

 

いきなり飛び込んできた大仕事ですが、なんとか成功させたいです。

10か月たとうとしてもなかなかペルー人のテンポがつかめない。

ただ、それを受け入れる寛容さは出てきたかなと思っています。

明日も頑張るぞ!

 

ではでは