ペルー環境教育奮闘記。

青年海外協力隊 環境教育隊員としての活動記録とペルーの情報発信のためのBlog

未来を考える国日本、今を生きる国ペルー

 

 

今日日本で研修を修了した上司『イカの母』の研修報告会がありました。

 

帰国して1週間。彼女の意識の高さには驚かせられるととも、いってもらってよかったなと思っています。

 

研修に参加した人によっては『日本は別の惑星!』といって意識が変わりにくい人もいるようですが、彼女の目には日本から何かを盗もうという意識がすごく感じられました。

 

 

 

そんな彼女の日本の印象や感想を書きます。

 

【仕事関係】

・日本は『見える化』がすごい!!

 -工場に行ったときに名前の札を裏返すことによって従業員の行動がわかる

 -目標や注意事項が至る所にある

 

【環境系】

・清掃車や清掃員の制服を毎日洗っている!!30年戦士の収集車もあった

・日本は緑がたくさんだし、緑を大切にしようという意識がすごい。

・道にごみが落ちていない!清掃員がほとんどいないのに。。。

・道に野良犬がいない!いる犬は全部繋がれている!

・ごみ袋が透明で中が見える!何が入っているかわかる!

・ごみ捨て場の清掃を住民がしている!

・週末にごみ回収をしてる地域があった!しかも住民が積極的にものを持ってきていたし、回収する側も住民。

・学校で給食の後に子供たちが自分で分別をしていた。(カップ生ごみを分けていた)

・ごみ焼却所を子供が見学して勉強していた!ペルーは汚いところは見せない!

 

【文化・風習】

・エレベーターから降りるときに降りる人が先

 ・・ペルーはバスもエレベーターも乗る人と降りる人がごちゃごちゃ

・自転車専用道路がある

・プチトマトがおいしい!あれはペルーでは食べれないおいしさ!

・日本のご飯は色が一杯あるし、いろんな料理を一度に食べる!

・日本は点字やスロープなどすごく体の不自由な人や高齢者に優しい国。

 

そして何より、彼女の言葉で印象に残ったのが

『日本は常に先のことを考えている。物を買うときに修理することや、今の現状から何が改善出来るか。循環っていっている意味がやっと分かった。ペルーは今を大事にする国。今をいかに楽しく過ごそうかを考える。太平洋の先にこんな素敵な国があるなんて知らなかった。そんなチャンスをありがとう!あなたが帰ったらもう一度行きたいな!』

 

彼女の活動計画は下の3つです。

①学校の啓発

②固形廃棄物の回収の促進

③回収ポストの設置

 

ペルーに来た日本人と日本に行ったペルー人がいかにイカを変えられるか頑張ります!!!!

 

そんな母のお土産日本のカップラーメン!!!!

 

これで2013年は乗り切れそうです!!

 

ではでは