ペルー環境教育奮闘記。

青年海外協力隊 環境教育隊員としての活動記録とペルーの情報発信のためのBlog

仕事紹介②

 現在取り組んでいる仕事紹介第2弾

といっても、同配属先のシニアボランティアの方のお手伝いがメインなのですが。。。

 

ちなみにきれいな写真は登場しないので食事中の方は注意してください。

 

イカ市中心部を南に40kmいけばOcucajeという地域に着きます。

そこはワインでも有名で南アメリカ大陸を縦断するパンアメリカンハイウェイ沿いには多くの葡萄畑が広がります。

 

そんなOcucajeにはBotaderoというものがあります。

最初同僚に聞いたときはわかりませんでした。辞書にものっていません。

意味はごみ置き場?のような感じです。

日本の埋立地のように区画されているようなものではなく、砂漠にごみをすてている場所です。スペイン語のBotar(捨てる)から派生しています。(多分。。)

 

現在シニアボランティアの方と同僚たちでこのBotaderoの閉鎖プロジェクトを行っています。

自分もマンパワーとして手伝っています。

 

ここにごみを捨てだしてから3年半。今度別の場所に埋立地が出来るために3か月後をめどに閉鎖します。

http://icaperiodistas1.files.wordpress.com/2012/09/ica_relleno_sanitario2.jpg

 

その為、容量・内容物・閉鎖プランの策定のためになんども通っています。

 

 

 

 

ペルーのごみは生ごみが多く、炭化物の反応でメタンが作られ自然発火します。

また、砂漠の真ん中にあるので反応スピードも早くどこかで煙が発生しています。

 

 

 

 

 

砂漠の真ん中に異様なにおいのごみ捨て場があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

燃焼が終わっているので茶色に見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このごみの中から売れるもの(ペットボトルや瓶等)を探している人もいます。

この中に家を建てて住んでいます。

 

 

 

 

毎日ごみは運ばれてきます。

 

今後は数量と工数を計算して進めていきます。

現在大きさは3年間で8km×3kmの大きさに広がっています。

 

少しでも、ごみを減らすことと、リサイクルできるものを取り出すことがこういった場所を減らしていける道です。

 

その手伝いをイカでしなきゃなと改めて思っています。

 

ではでは