家族とは
ペルーに来てよく「家族はどこにいるの?」とか「昨日家族に電話した?」とか聞かれます。
そして、同僚たちの世間話にも多く「家族」が出てきます。
日本だったら家族を知っている人には話しても友達との会話で家族は出ないもの。
そして写真を見してくれたり、わざわざ紹介するために息子を連れてきたり。
最初はなんで?と思ってました。
この前,、友達の息子の誕生日会に呼ばれました。
その家族は日系人で日本語を少し話せたり、仕事で日本に行っていたりしていて色々自分の生活を気遣ってくれます。
そんな息子さんの誕生日会に招待されました。
*ペルーのケーキは豪勢。お母さん曰く今年は小さ目らしい。
そこでは、初めて会う人には紹介されるのがペルーの風習らしく。
挨拶をするとおばさんや従妹。お姉さんや姪。
約40人の大家族。
別に一緒に住んでるわけじゃないけど誕生日の為に集まってみんなで祝う。
そして「なんでペルー人は家族と仲いいの?」と聞くと
「もし年取ってお金なくて困ったとき誰が助けてくれるの?
友達いっぱいいても結局最後は家族。
だからみんな家族は大事。
地球の反対側にいようと気になるもの」
自分も退職して協力隊に参加するのに悩んでた時、最後に背中を押してくれたのは父・母・姉・兄でした。
この家族だからこそ今ここにいるんだなと再確認しました。
今の日本が少しなくしかけてる家族というものがここにはある。
少し日本だと恥ずかしいこともペルーにいると素敵に思える。
こっちに「何援助しにいくの?」って出発前聞かれたけど、ペルーに来て教えて貰えることのほうがいっぱいです。
この感覚を2年間大事にしたい。
ではでは。